【備忘録】PowerShellでExchange Onlineに接続する方法
株式会社テイクーワンのT.Tです。
Microsoft365の各種設定は基本的なことはWebの画面でできるですが、いろいろやっているとPowerShellでないとできないことがでてきます。最近、Exchange Onlineの設定をPowerShellで行うことが多いため、備忘録としてPowerShellでExchange Onlineへ接続する方法をまとめておきます。
まずは、PowerShellを管理者として実行します。
実行ポリシーをRemoteSignedにします。警告が出た後、「実行ポリシーを変更しますか？」と聞かれるので"Y"を入力します。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
Exchange Online PowerShell モジュールをインストールします。
Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement
すでにExchange Online PowerShellモジュールをインストール済みでアップデートする場合は下記のコマンドレットでできます。
Update-Module -Name ExchangeOnlineManagement
Exchange Online PowerShell モジュールを読み込みます。
Import-Module ExchangeOnlineManagement
Exchange Onlineに管理権限のあるユーザーのメールアドレスを指定して接続します。この後、状況に応じて、パスワードや確認コードの入力画面が出てくるので、入力します。
Connect-ExchangeOnline -UserPrincipalName "管理権限のあるユーザーのメールアドレス"
承認済みドメインを取得して正常に接続されているか確認します。当該組織のドメインが表示されていれば正常に接続されていることになります。
Get-AcceptedDomain
作業が終わったら、Exchange Onlineから切断します。切断せずに再接続を繰り返し得ていると、使用可能なセッションを使い切り、セッションがタイムアウトしないと再接続できなくなるようです。
Disconnect-ExchangeOnline