結婚や出産、介護などで仕事との両立ができるか悩んだ時・・・ こんな制度を利用しました!
テイク-ワンのS.Mです。結婚・出産・育児・両親の介護を経て現在、20年ほどテイク-ワンに在籍しています。ワークライフバランスを実現するためのさまざまな制度や措置を活用できますので、少しご紹介いたします。
●育児休業制度
育児休業制度とは、1歳未満の子どもを持つ従業員の育児支援を目的とした休業制度です。
原則として子どもが1歳を迎える誕生日の前日まで育児休業を取得できます。また、定められた要件を満たすことで「パパママ育休プラス制度」や「産後パパ育休制度(出生時育児休業制度)」も取得可能です。
●介護休業制度
介護休業制度とは、「要介護状態にある家族」の介護が必要な従業員向けの休業制度です。
要介護状態とは、怪我や病気、または身体上・精神上の障害によって、2週間以上にわたり
常時介護を必要とする状態を指します。
介護休業は、対象家族一人につき通算93日まで取得可能で、最大3回に分割して取得することができます。この93日には、土日祝日も含まれます。
●2025年改定された(一部予定)その他制度
子の年齢に応じた柔軟な働き方を実現するための措置の拡充
3歳から小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員は次のいずれか1つの措置を
選択して利用することができます。(2025年10月改正予定)
(1) 短時間勤務 (2) 養育両立支援休暇
養育両立支援休暇とは、従業員が就業しつつ子を養育することを容易にするための休暇で、1年間につき10日を限度として、1日単位又は1時間単位の養育両立支援休暇を取得することができます。(無給)
介護離職防止のための仕事と介護の両立支援制度の強化等
介護に直面する前の従業員(40歳頃)を対象に介護休業や介護両立支援制度などに関する情報提供を行い「仕事と介護の両立のために必要な情報を知らなかった」という状況を防ぐことを目的としています。
対象の従業員へのテイク-ワンの取り組み
- 柔軟な働き方を実現するための措置に関する個別の周知/意向確認
- 妊娠/出産等の申出時及び子が3歳になる前の、就業条件等の個別の意向聴取と配慮
- 介護に直面した旨を申し出た従業員への個別周知/意向確認
- 介護に直面する前の早い段階での情報提供
おわりに
テイク-ワンでは、私の他にも育児休業を経て職場復帰されたママ社員の方が多数活躍中!
仕事と育児や介護をうまく両立させるためには、こうした国・政府によるさまざまな公的制度を活用するほか、周囲に頼りつつ、自分の生活と健康を第一に考えることがとても大切だと身をもって体験しました。
テイク-ワンでは相談窓口(総務部)を設けておりますので、お気軽にお問い合わせください。