IT資格合格体験記 CISCO CCNA試験 T.Tの場合

試験

CISCO CCNA試験

学習期間

4ヶ月くらいです。

学習時間

140時間くらいです。

使用テキストとその感想

シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200 -301


定番の教科書です。CISCOのネットワーク機器についての本はいろいろありますが、この本はわかりやすいと感じました。内容の8割くらい頭に入っていれば合格できると思います。

参考にしたサイトとその感想

Ping-t


定番の問題集サイトです。選択式の問題は1300問以上あり(時々追加されているようです)、全部やるのにはかなりの時間がかかります。CISCOのネットワーク機器を普段から触っている方はピックアップ問題(一部の問題)だけで十分かもしれません。

コマ問(コマンド問題)については、スペルミスやスペースの数(スペースを1つではなく2つ入れる等)でも間違いになってしまいますが、本番ではこういう問題はでませんでした(2023年7月受験)。シミュレータでルーターやL2スイッチを設定していく問題はでましたが、「タブ」キーによるコマンド補完が使えました。

簡易シミュレータの練習問題は画面の雰囲気こそ違いますが、内容は本番の試験と似通っていると感じました。

ドラッグ&ドロップ問題は本番とは全く違う内容ですが、選択式問題と似たような感じなので特に気にしなくても大丈夫だと思います。

Cisco Packet Tracer(パケットトレーサー)を使いこなそう! (hetare-nw.net)


Cisco社製のフリーで使用できるネットワークのシミュレータであるCisco Packet Tracerの基本的な使い方はこのサイトで学習させていただきました。

学習開始前の技術レベル

前提として私はネットワークエンジニアではありません。ただ、情報処理技術者試験のネットワークスペシャリストをだいぶ前に取得しているのと、YAMAHA社のルータを使って拠点間VPNを構築したり、HP社のL2スイッチでVLANやリンクアグリゲーションの設定をした経験がありました。

学習方法

教科書を読みつつ、Packet Tracerでできる内容は実際に設定して動かしてみていきました。その後、Ping-tの問題集をやっていきました。

試験の感想

他のPCで実施されている試験のように解答済みの問題に戻ることはできず、見直して解答を変更することはできません。一度、解答したら解答の変更はできないので注意が必要です。

試験時間120分で100問くらいの問題が出ますが、時間的余裕はあまりなく、解答を終えたとき残り時間は10分弱でした。特定の問題に長い時間をかけると全部の問題に回答できなくなりそうなので、この点にも注意が必要です。

試験問題の文章は元々英語だったものを日本語訳されているようですが、なかなか分かりづらい日本語になっている問題もあったので、慎重に意味を解釈する必要があると感じました。

その他

サブネット等の計算のために2のn乗(2,4,8,...,256)を暗記しておくと良いのですが、元々これまでのIT業界での経験の中で暗記していました。この辺はネットワークエンジニアを目指す方だけではなくIT系全般で役に立つので、この際、暗記しておくと良いと思います。

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