【Hyper-V上にLinux学習環境を作る】AlmaLinux9.xをインストール その2 Hyper-V上の仮想マシンにAlmaLinuxをインストール
株式会社テイクーワンT.Tです。
Linux学習環境の作成の続きです。以前の記事でWindowsにHyper-Vをインストールし、内部スイッチを作成しNATの設定、AlmaLinuxのISOイメージをダウンロード、仮想マシンを作成しました。
- Windows 11でHyper-Vをインストールする方法
- Hyper-VでNATによるインターネットアクセス可能な内部スイッチを作る方法
- 【Hyper-V上にLinux学習環境を作る】AlmaLinux9.xをインストール その1 ISOイメージのダウンロードと仮想マシンの作成
ネットワークのパラメータ
これまでに作成したHyper-Vの内部スイッチはサブネット10.9.8.0/24でデフォルトゲートウェイを10.9.8.1にすることによりNAT(NAPT)で外部ネットワークに接続できるので、これからインストールするAlmaLinuxのネットワークの設定は下記のようにします。
IPアドレス:10.9.8.100(10.9.8.2~254の範囲であればOK)
ネットマスク:255.255.255.0
ゲートウェイ:10.9.8.1
DNSサーバー:8.8.8.8 (Google Public DNSを使います。)
仮想マシンにAlmaLinuxをインストールする
Hyper-Vマネージャーで仮想マシンを右クリック、[接続]を選択します。
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出てきた画面で[起動]をクリックします。
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ISOイメージから起動するので、黒い画面をクリックしてからカーソルキーで[*Install AlmaLinux 9.6]を選択しエンターキーを押します。
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下のような画面が出てきますので、しばらく待ちます。
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インストール時に使用する言語を選択します。「日本語」を選択しておきます。
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下のような画面が表示されます。「!」がついている項目は必ず設定が必要です。
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[ネットワークとホスト名]をクリックします。
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右上のスイッチをONにします。
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右下の[設定]をクリックします。
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[IPV4]設定をクリックします。
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[メソッド]を[手動]にします。
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[追加]をクリックします。
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事前に決めておいたネットワークのパラメータを入力し、[保存]をクリックします。
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設定が反映されていることを確認し[完了]をクリックします。
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[インストール先]をクリックします。
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ここでは自動構成にしますので、[完了]ボタンをクリックします。
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[ユーザーの作成]をクリックします。
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以下の項目を設定し、完了ボタンをクリックします。
フルネーム:take1
ユーザー名:take1
このユーザーを管理者にする:チェック
このアカウントを使用する場合にパスワードを要求する:チェック
パスワード:任意
パスワードの確認:「パスワード」で入力したものと同じにする。
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[ソフトウェアの選択]をクリックします。
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[サーバー(GUI 使用)]、[ベーシックWebサーバー]を選択し、[完了]をクリックします。
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設定が完了したので、[インストールの開始]をクリックします。
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インストールが開始されます。
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インストールが完了したら、[システムの再起動]をクリックします。
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AlmaLinuxがインストールされた状態で起動しました。ユーザー名[take1]をクリックします。
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パスワードを入力して「エンターキー」を押します。
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ログインできました。
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