【Hyper-V上にLinux学習環境を作る】TeraTermを使ってAlmaLinuxにSSHで接続する

株式会社テイクーワンT.Tです。

Linux学習環境の作成の続きです。以前の記事でHyper-V上の仮想マシンにAlmaLinuxをインストールしました。今回はなにかと便利なTeraTermを使ってSSHでAlmaLinuxに接続します。

※接続先はAlmaLinuxでなくてもサーバー側でsshdが動いていてfirewallのポート22が開いていれば同じ手順で接続できます。

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TeraTermのダウンロードとインストール

下のURLから「teraterm-X.X.X.exe」をダウンロードします。
(X.X.Xはバージョンを表す数字)

https://github.com/TeraTermProject/teraterm/releases

「teraterm-X.X.X.exe」を起動し、インストールします。インストール中の設定はデフォルトのままでOKです。

TearTermを使ってSSHで接続

TeraTermを起動すると接続先を指定する画面が表示されますので[ホスト]に前回インストールしたAlmaLinuxのIPアドレス「10.9.8.100」を入力します。その他の設定は下のキャプチャ画面と同様にしてください。

初回接続時は下記のような警告がでます。[このホストをknown hostsリストに追加する]をチェックして[続行]ボタンをクリックします。

下のような画面が出てくるのでAlmaLinuxインストール時に指定した[ユーザー名]と[パスワード]を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

AlmaLinuxに接続できました。

TeraTermの便利機能

どういう操作をしたのか記録に残す。

[編集]-[すべて選択]をクリック

[編集]-[コピー]をクリック

これでWindowsのクリップボードにコピーされます。テキストファイルに貼り付ければ、入力したコマンドやその結果の出力が記録できます。

マウスでコピー、ペースト

左クリックしながら選択するとクリップボードに格納されます。
下の画像では以下のテキストがクリップボードに格納されます。

drwx------. 14 take1 take1 4096  8月  8 10:46

右クリックするとクリップボードからペーストされます。

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