システム運用保守の現場で持っていたいスキル(IT技術編)

株式会社テイク-ワンのA.Bです。

システム運用保守の業務に10年ほど従事しています。
これからシステム運用保守の業務に着任する予定の方、着任後何を優先して学習したらよいか迷っている方向けに私の主観になりますが、運用保守の業務で必要な基礎スキルをいくつか紹介していきたいと思います。

①サーバースキル

システム障害発生時に復旧作業や調査などで迅速なサーバー操作を求められるため、Windowsサーバー、Linuxサーバーの基本操作(コマンドを含む)の知識が必要になります。
各種ログファイル、設定ファイルの内容が理解できると尚良しです。

②ネットワークスキル

ネットワーク通信の知識やネットワーク構成図を読めるとシステム障害発生時に被疑箇所の切り分けに役立ちます。
L2スイッチ、L3スイッチ、ロードバランサー、ファイアウォール等の基礎知識や基本操作ができると尚良しです。

③セキュリティの知識

導入しているサーバーOSやミドルウェアに脆弱性が発表された場合、回避策や修正版へのバージョンアップを検討する必要があるため、セキュリティ脆弱性に関する基礎知識が必要になります。
定期的に更新するセキュリティパッチ、サーバー証明書の基礎知識があると尚良しです。

④業務で利用する各種ツールの知識

現場によって使用しているツールが違う場合はありますが、
有名なところで以下のようなツールを利用できると業務をスムーズに行うために役立ちます。

  • ドキュメント作成(Word、Excel、PowerPointなど)
  • ファイル差分確認(WinMergeなど)
  • ファイル転送(WinScpなど)
  • 画面キャプチャ取得(WinShotなど)
  • リモートアクセス(Tera Termなど)
  • パケットキャプチャ(Wiresharkなど)

⑤シェルスクリプトの知識

運用の状況に応じて、シェルスクリプトを新規作成する場合や既存のシェルスクリプトを修正することがあるため、シェルスクリプトの読み書きが出来ると役立ちます。
サーバーの機能を自動化するために実践的なシェルスクリプトを作成できると尚良しです。

【まとめ】

実際には着任した現場で学ぶことも多いため、上記はあくまで一例になりますが、事前に身につけておけば、どこの現場でも役立つスキルかと思います。
今回はITスキルに偏った内容を記事にしていますが、システム運用保守の現場では、ITスキルのほか、ビジネススキルを必要とする場面が多くありますので、次回はその辺りの記事を掲載したいと思います。

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